テトリス講座 Vol.14 回転入れを覚える【必要最低限】
テトリスには回転入れという操作があります。とても便利な技術なのですが回転入れにはいくつもパターンが存在するため覚えるのも一苦労です。
そこで今回は数ある回転入れの中から厳選し実戦でも間違いなく使える絶対に覚えておきたい回転入れをいくつか紹介したいと思います。
回転入れのメリットは?
回転入れをする一番のメリットはミスをリカバリーできる事です。ミスをすると多くはブロック間に隙間ができたりします。通常ではありえない位置にブロックが積まれる事になるのでどう対処していいのか分からなくなります。
そんな時に回転入れを覚えておくとそのミスを帳消しにできる可能性があります。
S字、Z字を使った回転入れ
一番使う場面が多いので真っ先に覚えておきたい回転入れです。
【パターン1】
隙間がS字で埋まっている状況です。普通にハードドロップするだけだともちろん入りませんが、回転入れを使う事で綺麗にはめ込むことができます。
※屋根に引っかけてから落とすイメージです。
引っかける事のできない下記のような場合は入れる事ができないので注意↓
【パターン2】
形は【パターン1】と同じですが両端にブロックがある場合操作が変わります。
このように同じような入れ方でも【パターン1】の地形と【パターン2】の地形では回転操作が逆になるので注意。
はじめは混乱するかもしれませんが慣れると自然にできるようになります。
L字、J字を使った回転入れ
【パターン1】
このような地形でも回転入れを使う事で綺麗にはめ込む事ができます。
【パターン2】
入れ方に注意すれば問題なく回転入れできます。
※●までブロックの高さがないと回転入れできないので注意。
【パターン3】
パターン3はこの地形。L字をねじ込むように回転させます。
Tスピンの操作と似ているのでイメージはしやすいと思います。
回転入れはリカバリー以外にもメリットが
回転入れをする一番の目的はミスのリカバリーですが、実は他にもメリットがあります。
ケース①
上図のような時、このままL字を下の穴ブロックに埋めてテトリスでも良いですが、テトリス棒を温存しつつS字を入れた方が綺麗に積めそうな場面です。
こういう時に回転入れを覚えておくと地形を乱さずテトリミノの順番を入れ替える事ができます。
L字を↓位置に置く。
S字の回転入れを使いしっかりと整地↓
ケース②
Z字とS字の順番が悪く普通の置き方だと素早くテトリス消しに繋げられませんが・・・
回転入れを使う事で棒ミノを保持しつつテトリス消しできる体制を作れる。
リカバリーだけでなく積みの幅が広がるのも回転入れのメリットです。テトリス棒をホールドしておく時に役立ったりするのでぜひ覚えておきたい積み方。
以上が実戦でよく使う回転れのパターンです。
ミスのリカバリーやブロックの整地、RENやパーフェクトクリアを狙う上でも役立つのでぜひ覚えておきたいテクニックです。