テトリス講座 Vol.15 RENを習得する
テトリス99やぷよぷよテトリスにおいて非常に強力な武器になるRENについて解説。
RENの特徴と攻撃力
RENはテトリスオンラインから実装された新たなスキルであり、ライン消去を連続で行うごとに攻撃力が増していく。
テトリスゲームによってはRENによる連続消し中は相手から送られたブロックのせり上がりを中断する事ができ絶体絶命の場面であってもそこからRENを使って攻撃を凌いだり下まで掘りきる事で一発逆転も可能。
RENの攻撃力(相手に送れる火力)
※テトリス99はバッジ補正なしの場合
RENによるせり上がり中断 | |
---|---|
テトリス99 | 〇 |
ぷよぷよテトリス | ✕ |
テトリス99 | ぷよぷよテトリス | |
---|---|---|
1REN | 1 | 0 |
2REN | 1 | 1 |
3REN | 2 | 1 |
4REN | 2 | 2 |
5REN | 3 | 2 |
6REN | 3 | 3 |
7REN | 4 | 3 |
8REN | 4 | 4 |
9REN | 4 | 4 |
10REN | 5 | 4 |
11REN~ | 5 | 5 |
テトリス99ではREN中はブロックのせり上がりがなくぷよぷよテトリスと比べると全体的に火力ボーナスが大きくなります。
RENの種類について
RENには端を空けて積みこむ端空けREN、中を空けて積みこむ中空けRENがあり空ける列の数によって2列REN、3列REN、4列RENといった呼び方をします。
RENの種類 | 期待REN数 |
---|---|
2列REN | 7~14 |
3列REN | 10~15 |
4列REN | 15~19 |
・端空けREN・・・比較的簡単に組める。あまり積みこみすぎると相手の攻撃で即死してしまう事も。
・中空けREN・・・組むのが難しい。死亡ラインである中を空ける事によって耐久力のある地形になる。
2列REN、3列REN
比較的簡単に組む事ができるREN。
特に3列RENは10REN以上をコンスタントに打つ事ができるのでテトリス99において非常に有効。
【RENを繋げる時の注意点】
2列RENは1~4ライン、3列RENは1~2ラインずつ消していく。
2列RENと3列RENを繋げる上で気を付けるポイントは棒ミノの処理です。
棒ミノを横置きで消す事ができないので予め縦置きで消すための種を残しておく事。
4列REN
2列RENや3列RENと比較すると組み方や繋げ方は難しいが非常に強力な攻撃力を誇るのが4列REN。
4列RENにも端空けと中空けがあるが組み方や繋げ方は基本的に同じなのでここではオーソドックスな端空けを例に出して解説。
端空け4列RENを組むには端4列分の空間にブロックが3個(種3)ある状態で積みこんでいく事になります。
ブロックが3個ある状態で組むと、受け幅が広くなりRENが繋がりやすくなります。
もちろんそれ以外のブロック数でも4列RENを組んで発火する事は可能ですが種3に比べると繋がりにくくなるので、4列RENを組む時はなるべく種3にして組むようにします。
・ブロック3個(種3)の作り方
開幕以外で4列の中にブロック数が3個になるよう調整するのは意外と難しかったりします。はじめの内は4列目までにブロックが3個になるまで消し続けるか、0~2個の場合はそこからブロックを追加して3個になるよう調整します。
・種0→種3
・種1→種3
・種2→種3
【上級テクニック:Tスピンから種3の形へ】
JLミノの種4地形からTスピンで消化して種3の形にするテクニックです。Tスピンを相殺用として使えるのでこちらも覚えておくと種3地形にするバリエーションが増えます。
TSS(TSD)→種3
元が種3の形であってもTミノやSZミノを使って相殺用のTSDを作る事が可能。
※種3にしないまま積みんだ場合の対処法
種が合わない場合でもJLTを使って疑似種3(正確には種4~種6だが)の形を作る事ができます。
種3と比べると繋がりにくい場合が多いですが、とりあえず4列を組んでいた時の緊急用として使えます。
RENのつなげ方
はじめの内はミノの受け皿が広い形になるように消していく事を心がけます。
どういう消し方をすれば次のミノを消せる地形になるのか、受け幅が広くなるのかネクスト全体をみてRENの流れをイメージしながら繋げていきます。
後述しますがRENをつなぐ上での最重要ポイントはS、Zの処理です。
ミノ順によってはどうやっても途切れてしまう事もありますが、慣れてきたら上手く繋げられるミノの組み合わせも分かってきます。
まずはRENのうまい人のプレイを見て消し方を学びそこから自分で練習する事で10REN以上をコンスタントに打てるようになります。
受け皿の広い地形(より多くのテトリミノで消す事ができる地形)
消した後の地形を把握する事が大事。
数手先のネクストを見ながら繋がりやすい地形をループさせるように消していく。
特に気をつけるべきポイントはS、Zを消す地形。
S、Zの処理を失敗するとRENがつながらない事が多くなる。
ネクストのS、Zを把握しておきフォローできる形にする事を心がける。
(例)
同じミノでも消し方を変えてうまくS、Zをフォローする。
「中空け地形(1:2or2:1)」にする時はS、Zどちらをフォローする形にするか意識しておく。
「階段地形」時にはJ、Lをうまく使ってS、Zをスムーズに消化できるようにする(かなり重要)。
特定の地形のS、Z組み合わせの処理の仕方も覚えておく。
RENをつなげるにはミノの回転入れ必須なので必要最低限の回転入れは覚えておく。
【!】RENを繋ぐには始動ミノも非常に大切。
忘れがちですがRENの起点となるミノの選択も非常に大事です。
始動ミノを誤ると繋げられない可能性が高くなるのでネクストミノを見ながらどのミノで消していくかを考えながら積み込む事で急な攻撃にも焦らず対応できるようになります。
REN初心者でどのミノから消したらいいか分からない場合は下図のミノから始動推奨(Iミノ横置きの場合)。
【RENが途切れた後の地形にも注意!】
上図はRENが途切れてしまった後のよくある地形です。始動ミノの限られているこの状態のまま再度積み込んでいくのは急な攻撃に対応できない可能性があるのでなるべく早く解消しておきましょう。