【テトリス講座】初心者がやってしまいがちな積み方を解説
テトリス上達に欠かせない積みスキル。
初心者の内はテトリミノを積んでいく内に地形が乱れてしまい綺麗に積みこみができない事がよくあります。
今回は地形が崩れてしまう原因となる積み方をいくつか紹介した上で修正、上達する方法について解説します。
初心者に共通している積み方
初心者に共通して言える事は積み全般においてテトリミノを何も考えずにそのまま置いてしまうという事です。
単純明快ではありますが地形が悪くなってしまう圧倒的な原因がコレです。
今降ってきているミノを置く場所を考える事に加え
「置いた後どういった地形になるのか?」
「ネクストミノやホールドミノが置ける場所を考えた置き方をしているのか?」を考える事が非常に重要です。
この意識を持つだけで積みの幅がグンと広がります。
では後々地形が崩れてしまう原因となる積み方とはどのようなものなのでしょうか?
【1】凹凸地形
テトリスをはじめたての内は降ってくるミノをさばく事で精一杯なので、無意識のまま凹凸地形にしてしまいがちです。
特に凹地形にしてしまうと後々地形が悪くなる原因となるのでできるだけ凹凸地形になる事を避けて積んでいくようにします。
【2】テトリミノの無意味な縦置き
テトリミノは回転する事で縦向き、横向きにする事ができます。しかしミノを縦置きして置くという事は2段以上の段差を生む事が多いので後々置けるミノが限られてしまいます。
もちろん縦置きした方がうまく積みこみできる事がありますがそのほとんどが端壁に引っ付けるようにして置く場合です。ミノはなるべく横置き(寝かせて置く)にして段差を少なくして平らに積んでいきましょう。
・3段以上の高さになるような積み方はしない。
3段以上の高さにしてしまうと解消できるのは棒ミノのみになってしまいます。
3段以上の高さになる積み方はなるべく避けるようにしましょう。
・2段以上の高さになる時はネクストミノを確認してから積む。
2段の高さにする時もミノの順番によっては地形が悪化してしまいます。
上記のように置いてしまうと端に置けるミノが棒ミノを除くと1種類だけになってしまうので、ネクストミノをしっかり確認してから置くようにします。
【ケース1】
このような地形の場合、何も考えずにZミノを縦置きしてしまうと・・・
2段の段差が2つ生まれてしまいJLミノが早い段階で来ないと地形が乱れてしまいます。
このようなケースはホールドにあるSミノを取り出し横置きした方が後々綺麗に積んでいける可能性が高くなります。
【ケース2】
Lミノをそのまま左の窪みに縦置きしてしまうと・・・
これも2段の段差が生まれてしまいます。
そしてネクストミノにはフォローできるJミノが来ていないのでこれも地形悪化の原因となってしまいます。
このようなケースはホールドにあるZミノを取り出し横置きする事によって平らな地形をキープする事ができます。
【ケース1】【ケース2】でも挙げましたが、積みをする上でホールドは非常に大事な要素という事です。
ホールドを上手く使う事で積みの幅が大幅に増えるので、「降ってくるテトリミノ」と「ホールドしてあるテトリミノ」の2択の選択肢が常にある事を意識して積極的に使っていきましょう。
【3】縦置き後の形を把握する。
【例】
上記のような地形の時に右側を掘るためにそのままTミノを縦にして消してみます。
Tミノで消した後の右側の地形がSミノで消化できなくなってしまう事が分かります。
このケースの場合Sミノから先に消す事でその後の地形も綺麗に消す事ができます。
上記例のようにSZミノを縦置きした上にTミノを置くと
『S→T→Z』『Z→T→S』と置けるミノが変化します。
同様にJ、L、IミノもIミノを挟む事で上に置く事ができるミノが変化する。
『J→I→L』『L→I→J』
「このミノを置いた場合どのような地形になるのか?」
「結果どのミノを置けるようになるのか?」
このように積んだ後の地形をしっかり把握しておく事でネクストミノやホールドミノからどのテトリミノを使うべきなのかを判断しやすくなり、結果的に隙間なく綺麗に積んでいけるようになります。
積みや堀りをする上で役立つ知識なので覚えておきましょう。
以上、初心者がついついやってしまいがちな積み方について解説しました。
大事なことはただ単にテトリミノを置いてしまうのではなくネクストミノを見ながらホールドを駆使しつつ地形が悪くならないように積んでいく事です。
慣れると必ず綺麗に積む事ができるようになるのでまずは隙間なく組めるように練習あるのみです。