テトリス講座 Vol.2 積みの基本となる平積みをマスターする。
この講座ではブロックの積み方について触れていきます。特に攻撃の核となるテトリス消し(4ライン消し)をするための平積みについて詳しく解説。
平積みがうまくなるコツは地形を乱さない事
平積みがうまくなるコツはできるだけ地形を乱さないように積んでいく事です。
テトリスでいう地形を乱さないようにするという事は
・次々と流れてくるテトリミノを置けるような形をキープしておくという事です。
凸凹の多い地形はミノの受け皿を狭めてしまう事が多いので、基本的には平らな地形を作る事を心がけて積むようにします。
Tミノをうまく使って積んでいく
前の講座でも少しふれましたがTミノは平積みをしていく上で非常に重要なミノです。
Tミノをうまく使う事ができると地形を乱さずに綺麗な地形を組んでいく事ができます。
【1】Z、S、Tミノを使って上へと組んでいく。
上図のような右側を埋めていく場面の時にTミノを使ってうまく組んでいきます。
ポイントはTミノを置くとZ⇒Sへと受け皿が切り換わる事です。
これを覚えておくとネクストミノにみえるZ、SにうまくTミノを組み合わせる事で、上部まで綺麗に積み込みができるようになります。
【良くない積み方の例】
このような場面の時になにも考えずにこのままTミノを置いてしまうと・・・
Tミノを置いた事でSミノを置けない地形になってしまいます。
S、Zの上にTを置く時は、ネクストミノを確認し置いた後にSZどちらのミノが置ける地形になるかを把握しておく事が大事です。
【2】階段地形をTミノを使って整地する。
上図のような階段の地形を整地したい場合、Sミノを使って右端に置く事もできますが、凸凹の形ができてしまい地形が乱れる原因になります。
階段の地形ができてしまった時はなるべくTミノを使って綺麗に整地するようにします。
【3】凹地形をTミノを使って整地する。
上図ような地形の場合、左側を埋めたい時にJ、Lどちらか順番の早いミノの受け皿をTミノを使って作ってあげます。
Tを逆向きに置いてしまうと地形が乱れる原因になるので注意。
L、J、棒ミノを使って組んでいく。
これも棒ミノを置く事でL、Jの受け皿が切り換わる事を理解しておけば地形を乱さず綺麗に積んでいく事ができます。
L、Jを使って右側を積み込んでいくような時もネクストに見えるL、Jの順番を見ておき、どちらを置くのが適切に積めるのかを考えるようにします。
上図のような場合、L字ミノがネクスト含め2つあるのでJよりもLを置く事で、次のLが置ける地形にします。
もちろん棒ミノを置く事でJへの切り換えも可能。
左回転、右回転をしっかり使い分ける。
テトリスは基本的に
・ミノを左回転→Bボタン
・ミノを右回転→Aボタン
となっており左右の回転をうまく使い分ける事で素早い操作が可能になります。
(例)
上図のような時に右回転を使うと3回分の回転操作が必要になりますが左回転だと1回転で済みます。
このように左右の回転をうまく使い分ける事ができればミノを置く速度が格段に上がります。
初心者の内はどちらか一つの回転しか使っていない場合が多いので、頭で考えずに置けるようになるまでひたすら練習しましょう。
ホールドを積極的に使う
平積みがうまくできない理由の1つとしてホールドを使いこなせていない事があげられます。
特に初心者の内は落ちてくるミノの対応で精一杯になりホールド機能がある事を忘れている場合が多く「今操作しているミノの置き場所がない」という理由でようやくホールドするという使い方をしてしまいがちです。
操作中のミノに加え現在ホールドしているミノも把握しておき常に2択である事を意識して積極的に使っていくようにします。
【まとめ】
積み全般に言える事ですが、大事な事はミノを置ける場所にただ置いていくというよりは常にその先のネクストミノをフォローできるような地形にして置く事です。
平積みを習得する事で簡単にテトリス消し(4段消し)できるようになるので対人戦においては必要不可欠なスキルです。