テトリス講座 Vol.2 テトリミノについて

各テトリミノの特徴と良い積み方を学ぶ

テトリスに登場するテトリミノは全部で7種類あります。

【特徴と主な使い方】

Iミノ(棒ミノ)・・・一度にたくさんのミノを消せる。主に3~4列消しする時に使う。
J字ミノ(L字ミノ)・・・最大で3列同時に消す事が出来る。主に2~3列消しする時に使う。

S字ミノ(Z字ミノ)・・・最大で2~3列同時に消す事が出来る。主に2列消しする時に使う。
T字ミノ・・・最大で3列同時に消す事が出来る。主に2列消しやTスピンをする時に使う。
四角ミノ(O字ミノ)・・・最大で2列同時に消す事が出来る。主に2列消しや整地積みの時に使う。

・マラソンモードである程度練習すると自分の中で見えてくる良い積み方と良くない積み方

対人テトリスで核となる強い攻撃は相手に4段のブロックを送る事が出来るテトリス消しとTスピンダブルです。
(一応6段ものブロックを送れるTスピントリプルという一番強力な技もありますが、これはテトリス消しやTスピンダブルと比べると、作るのが大変な上に打った後の修復にも時間がかかるので上級者でも使う頻度は低めです)
テトリス消し(4段消し)はテトリス初心者が最初に習得出来る最強の武器なので、まずは左右どちらか1列空けて積む練習をするはずです(右1列空けが望ましい)

こんな感じで↓
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そして消す時はテトリス消し(4列消し)をしていくなら棒ミノをホールドしておきたいところ。そして4列消し以外で棒ミノを使う機会を極力減らしたいところ(棒ミノが足りなくなる可能性もあるので)

つまり・・・4列消し以外で棒ミノを要求されない積み方をする事が大切になります。

これはあまり良くない積み方↓
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右2列目に棒ミノしか置けなくなります。
このように1種のミノでしかフォローできなくなる置き方は形が悪くなる原因となります。
3段以上になる積み方は極力避けましょう。

ちなみにこれを解消するには↓
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L字ミノをこのまま落として消すと↓
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上手く消えて段差がなくなり棒を使わなくても解消する事が出来ました。

Tミノの置き方に注意する

TミノはTスピンに使ったり整地や堀りに使ったり、とても重要で使い勝手の良いミノです。
ただし置き方を間違えると逆に整地の乱れに繋がるミノでもあります。
ミノを置けなくなる原因を引き起こすミノであり、それを修復する役目を果たすミノでもあると個人的には思っています。

ではどういった置き方があまり良くないかというと・・・
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Tミノをそのまま落として置いてしまうパターンです↓
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この凹凸地形を見て少し不安に思いませんか?

このままS字ミノをT字の右にはめ込んでも3段の段差が出来てしまいます。
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もちろん3段の段差にならないように積む事は現段階では可能ですが、凹凸地形は積みこみにおいてミノの受け皿を減らす原因になる可能性が大きいのです。
初心者の内はなるべくT字をそのまま落とす置き方はしないようにしましょう。

【!】積みの上達の近道は間違いなく平積みの練習です。
平積みとは端を1列分空けて積みこんでいきテトリス消し(4列消し)をする事です。
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平積みを繰り返し練習する事で積む速度やテトリミノの回転方向の把握などテトリスの基礎能力が格段に上がっていきます。

【まとめ】

段差が3段になるような積み方をしない事とT字の置き方に注意して積む事です!
慣れてくるとそれを考えた上でもっと綺麗に積む事が出来るようになります。
初心者にとって一番効率の良い上達方法は平積みの練習です。

テトリス講座 Vol.2-2 積みの基礎となる平積みをマスターする。

テトリス講座 Vol.3 堀りと削り