【YouTube】登録者数10万人いけば本当に食べていけるのか?【データ検証】
YouTubeに動画をあげてその収益で生計を立てている【YouTuber】。
トップクラスのYouTuberは年収『億』以上といわれていますが、では生活していけるだけの収入をもらえるのはどれくらいのレベルからなんでしょうか?
巷では「登録者数10万人を超えたら食べていけるぐらいにはなる」と言われていますが、今回は半年分のデータを元に色々な角度から検証してみました。
収益って1再生でどれくらいなの?
YouTubeの規約上、確定収益額そのものを公表する事に問題はありませんが(収益の詳細の公表は禁止)、一概に1再生=何円と明確に決まっているわけではありません。
動画のジャンルや動画時間によってバラつきがあるので少ない方で1再生=0.1円、多い方で1再生=0.5円と言われています(動画によっては1再生=1円を超える場合も)。
もちろん購買力のある大人層を多く抱えているクリエイターや広告を多く挟む事のできる10分以上の動画を多く投稿しているクリエイターは広告単価が高い傾向にあります。
100万人超のYouTuberの月間平均再生回数
登録者数100万人超のトップクラスYouTuberはどれだけ再生回数があるのでしょうか。
ここではブレをなくすため、ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんのようなトップ中のトップではなく登録者数100万人付近のYouTuberで検証しました。
YouTuber | 1カ月の平均投稿本数 | 1カ月の平均再生回数 |
A | 27本 | 2915万7400回 |
B | 32本 | 4185万2506回 |
C | 41本 | 2124万1787回 |
D | 23本 | 3653万1464回 |
さすがは100万人クラスのYouTuber、表を見ると全員が1カ月の再生回数1000万回を軽く超えています。
100万人クラスのYouTuberでも多少のバラつきはありますが、安定して非常に高い再生数を稼いでいる事が分かります。
30万人クラスのYouTuberの月間平均再生回数
次は登録者数30万人前後のYouTuberのデータ。中堅YouTuberと言われている層です。
今回は動画の投稿頻度が違うA、B、CのYouTuberのデータで比較しました。
YouTuber | 1カ月の平均投稿本数 | 1カ月の平均再生回数 |
A | 120本 | 565万0145回 |
B | 24本 | 1036万9592回 |
C | 6本 | 78万1245回 |
30万人クラスでも勢いのあるYouTuberは月の再生回数1000万回を超えている事が分かります。
逆に伸び悩んでいるA氏の場合、B氏の5倍の投稿本数にもかかわらず再生回数はB氏の半分という結果に。
30万人クラスのYouTuberはトップYouTuberに比べると人数がかなり多い、そしてまだまだ伸び代が残されているという両面によってかなりバラつきがある事が分かります。
そして投稿頻度が極端に少ないC氏の場合、AB両者に比べて再生回数が極端に低くなっています。YouTuberにとって動画の更新がいかに大事かが分かる結果に。
※余談になりますがとあるYouTuberの方(登録者数33万人)が動画内で収益を公表していました。
このYouTuberは1日に3~5本もの動画を投稿し1日の総再生回数が200万回~250万回あるのですが、1日の収益がだいたい50万円(月間にすると1500万円)と語っていました。
登録者数30万人クラスのYouTuberでも勢いと尋常ではない更新頻度によっては年間で億に届く可能性もあるという事です。まさにYouTubeバブルですね。
10万人クラスのYouTuberの月間平均再生回数
最後に本題の10万人クラスのYouTuberデータ。登録者数10万人でもYouTuber全体で見ると最上位なのは間違いないのですが、再生回数はどれぐらい何でしょうか?
そして食べていけるだけの収益はあるのでしょうか?
YouTuber | 半年間の登録者数経緯 | 1カ月の平均投稿本数 | 1カ月の平均再生回数 |
A | 139000→202000 | 25本 | 272万3222回 |
B | 159000→229000 | 30本 | 1098万6924回 |
C | 133000→151000 | 48本 | 366万3823回 |
D | 78000→142000 | 23本 | 202万2427回 |
E | 160000→151000 | 0本 | 13万0005回 |
やはりバラつきのある結果になりましたが、動画更新頻度も高く順調にチャンネル登録者数を伸ばす勢いがあれば10万人クラスでも月平均1000万再生を達成している事が分かります。
逆に半年間1本も動画更新をしていないE氏の場合、登録者数が激減しており再生数も月平均で13万回しかされていません。ジャンルによっては総再生数が落ちにくいケースもありますが、動画を全く更新しない事はデメリットだらけなのは間違いありません。
しかしながら10万人クラス全体でみても200万再生を超えているYouTuberはかなり多く、動画更新をしっかり続けていれば生活できるだけの収益を達成できる可能性は高いと思われます。
日々の動画更新をしっかりして登録者数を伸ばす事が大事
検証の結果、登録者数を伸ばしているYoutuberほど総再生回数が多い傾向にある事が分かりました。
登録者数を伸ばす一番の近道はやはり動画の更新という事に。
10万人を超えてもそこで止まらず動画更新をしっかり続ける事ができれば、生活できるだけの稼ぎにはなると思います。