【アクションカメラ】進化版Crosstour CT9500レビュー【格安】
アクションカメラといえば真っ先に思い浮かぶのがGoProですが、高額商品(4万円~)なので初心者が中々手を出しづらいのも事実。
そこで最近注目されているのが中国製のアクションカメラです。
値段は1万円以下とリーズナブルな物が多く性能もかなり良いとの事で最近人気が集まっています。
今回は格安カメラの中で比較的評判の良いCrosstour CT9500をレビューしたいと思います。
Crosstour CT9500 進化版の機能
【進化版4K/50FPS】Crosstourアクションカメラの機能紹介。
【仕様】
動画解像度 | 4K(50fps or 30fps)/2.7K 30fps/1440p(60fps or 30fps)/1080p(60fps or 30fps)/720p(120fps or 60fps) |
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画像解像度 | 20MP/16MP/12MP/5MP/3MP |
シーンモード | オート/人物/風景/水中/防曇 |
ISO | オート/100/200/400/800/1600 |
連写 | 3/5/10/15 |
低速度撮影(タイムラプス) | 1秒/2秒/5秒/10秒/30秒/60秒 |
170度レンズ角度 | 大/中/小 |
映像コーデック | H264/H265 |
DNGサポート | オン/オフ |
ループ録画 | 3分/5分/10分/15分 |
ダイビングモード(セルフタイマー) | 1秒/3秒/5秒/10秒 |
スローモーション | オン/オフ |
スクリーンセイバー | オフ/5分/1分/3分/5分 |
自動シャットダウン | オフ/1分/3分/5分 |
操作音 | オン/オフ |
【バッテリーについて】
旅行等で長時間撮影をしたい場合、バッテリーの持ち時間が気になる所ですがCrosstour CT9500は大容量の1300mAhなので動画撮影(1080P)の場合でも約2時間持ちます。
【大きさ】
非常にコンパクトで軽いです。
【MicroSDカードは128Gまで対応】
128Gまで対応しているので長時間撮影でも容量を気にせず使う事ができます。
MicroSDカード64Gでの撮影時間目安。
コーディングモード | 動画撮影 | 写真撮影 |
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H.264 | 4K 50fps/2時間半 1080P/2時間半 | 14000枚(20M) |
H.265 | 4K 50fps/4時間 1080P/5時間 | 14000枚(20M) |
Crosstour CT9500 進化版の付属品
防水ケース | 保護ドア | 1300mAhバッテリー2個 |
USBケーブル | 充電器 | 固定マウント |
360度アダプタ | ストラップ | 自転車スタンド |
ベース | ネジ付きヘルメットマウント | ヘルメットマウント |
拡張シートポストマウント | ロングスイッチサポート | ショートスイッチサポート |
粘着テープ | クリップ | リボン |
ワイヤロープ | 洗浄用布 |
カメラ固定用の付属品がこれでもかというぐらい付いてきます。
自転車やヘルメット、車載カメラ用として取り付けたりできます。
地味に嬉しいのがバッテリーが2個付いてくる事。
片方のバッテリーを充電器で充電しながら使えるので充電源を確保できる場所ならバッテリー切れの心配がありません。
ちなみにバッテリーは満充電で動画撮影(1080P)した場合2時間ぐらい持ちます。
【注意点】MicroSDカードは付かないので別途購入する必要があります。
MicroSDも種類によっては対応していない場合があるので注意。
(推奨)スピードクラス:Class10 U3 のMicroSDカード。
※自分はClass10 U1のMicroSDでも問題なく作動したので相性もあるのかもしれません。実際に購入したMicroSDカード↓
東芝 microSDXC 64GB 100MB/s THN-M203K0640 UHS-I Toshiba 海外向パッケージ品
4K/30FPSとの比較
進化版Crosstour CT9500における4K/50FPSと4K/30FPSの違い。
価格は倍ぐらい違うので迷っている人向けに4K/50FPSの新機能や改善点を紹介。
【4K/30FPS】と比較した【4K/50FPS】の改善点。
4K/50FPSが追加 |
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バッテリー交換による日時リセットを改善 |
手ブレ補正の改善 |
スローモーションが追加 |
DNG形式で写真保存可能 |
映像コーデックH.265が追加 |
MicroSD128Gまで対応(4K/ 30FPS版は64Gまで) |
水深40Mまで(4K/30FPS版は30M) |
バッテリーは大容量の1300mAh(4K/30FPS版は1050mAh) |
個人的にはバッテリー交換時の日時リセット改善と映像コーデックがH.265を選択できるようになった事がありがたいですね。
4K/30FPS版ではバッテリー交換時に日時がリセットされてしまう現象が起きていたのですが4K/50FPS版ではしっかり保持されるようになりました。
H.265は今までのH.264より動画の圧縮率が高くファイルサイズが小さくなるので同じ容量のSDカードでも2倍近く撮る事ができます。
【総評】同価格帯の中では高性能のアクションカメラ
中国製の格安アクションカメラは数多く販売されていますが『格安』と謳われているだけあってユーザーが全て満足するような性能のカメラは存在しないといえます。
Crosstour CT9500も『GoPro』や『OSMO Action』といった高額のアクションカメラと比較すると画質や手ブレ補正、音質等の性能面ではもちろん敵いませんが、格安アクションカメラの中では比較的高性能で扱いやすいと感じたので初心者がはじめに購入するカメラとしてはアリだと感じました。
4K/30FPSか4K/50FPSかどちらにするかに関しては改善点を参考に価格と相談してお好みで!
(参考画像)写真サイズ20Mで撮影