YouTubeショートって儲かるの?広告単価を解説
2023年2月よりYouTubeショートで収益化がスタートしました。
ショート投稿者には朗報といえますが果たしてどれくらいの収益があるのでしょうか?
チャンネル収益化の基準にYouTubeショートでの条件を追加
ショート動画で収益化するには次の2つの基準をクリアする必要があります。
・チャンネル登録者数1000人以上
・過去90日間のショート動画の総再生数が1000万回以上
ともにかなり厳しい要件なので収益化への道は難しいですが、従来の基準である「過去12か月で動画の総再生時間が4000時間」に新たな選択肢が加わった事になります。
ショート動画メインのクリエイターにとってはこちらの方が収益化しやすくなったといえます。
YouYubeショートの収益ってどれくらい?
YouTubeショートの収益化がスタートしましたが実際収益はどれくらいなのでしょうか?
正直な話、現時点ではかなり厳しい状況となっています。
YouTubeショートのクリエイターが大まかな収益額を公表していますが、統計的にだいたい1再生=0.003円~0.01円のようです。
YouTubeショートの収益、1万再生でだいたい40円か…🤔#先は長い pic.twitter.com/73vm0Pu0GR
— 20代怠け者 🦥 上本敏雅@2/4-4/8 海外ノマド旅 (@20sInvest) March 3, 2023
YouTubeショート、1,000再生で8円かぁ🤔収益出すの難しそうね
— 田舎の者mo-chan (@moss0782ga) March 7, 2023
つまり100万回再生されても1万円に満たない数字です。
通常の動画の収益が1再生=0.3円~0.6円と言われているのでショートの収益は1/20以下という事になります。
お小遣い稼ぎにはなるかもしれませんがショート動画のみで生活できるのは毎月1億回再生されるようなごく一部のクリエイターに限られるでしょう。
YouTubeショートは収益化クリアに利用できる?
ショート動画のみで食べていくのは難しいという事は前述した通りですが、収益化自体を目指すならショートを活用した方が近道になる場合があります。
YouTubeは現在動画・クリエイターともに飽和状態なので0から動画を作って登録者や再生数を伸ばしていくのは非常に難しい事です。
ですがYouTubeショートの場合、動画の回転率が非常に良いので動画を見られる機会がグンと増えます。
たとえ新規チャンネルであってもYouTubeにオススメさえしてもらえば100万回再生を狙えるのがショートの魅力です。
動画を見てもらえばチャンネル登録へとつながるので新規で活動しており通常動画で伸び悩んでいる場合はショート動画を活用する事をオススメします。
YouTubeショートの今後は?
現時点では広告単価の低いYouTubeショートですが今後変わっていく事はあるのでしょうか?
YouTubeの通常動画でも初期の広告単価の1再生=0.1円時代から変化していきました。現在ではジャンルと視聴層にもよりますが1再生=1円のクリエイターもいるそうです。
YouTubeショートでも広告の形式や種類が変化していき新たな収益を生む可能性は十分あります。
とはいえYouTubeショートの最大の魅力は多くのユーザーに自分の動画を知ってもらう機会が増える事です。
YouTubeショート単体で収益を増やすというよりは、まずは自分のチャンネルを知ってもらいそこから通常の動画へと誘導する事が収益アップの近道といえそうです。