Switchの勢いが止まらない・・歴代稀にみるロングセールを記録

Switchの勢いが止まらない・・歴代稀に見るロングセールを記録

2017年に発売されたNintendo Switchがゲーム機史上異例の売上となっています。
これまで日本で発売された様々なハードとの違いは何なのでしょうか?

歴代ハード売上台数

日本国内で発売されたハードの歴代売上台数(万台)
※2023年3月末時点

順位 ハード名 売上台数
1位 DS 3286万台
2位 ゲームボーイ 3247万台
3位 Switch 2860万台
4位 3DS 2459万台
5位 PS2 2198万台

Switchは現在まで2860万台を売り上げておりすでに歴代3位にランクインしています。
国内で3000万台以上販売されたハードはDSとGBのみですが、それすらも射程圏に入れている状況です。

シリーズソフトの売上を次々と更新

ハード タイトル 売上本数
Switch あつまれ
どうぶつの森
1062万本
DS おいでよ
どうぶつの森
523万本
3DS とびだせ
どうぶつの森
452万本
ハード タイトル 売上本数
Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ
SPECIAL
685万本
3DS 大乱闘スマッシュブラザーズ
for Nintendo 3DS
253万本
Wii 大乱闘スマッシュブラザーズX 242万本
ハード タイトル 売上本数
Switch マリオカート8 デラックス 691万本
DS マリオカートDS 400万本
SFC スーパー
マリオカート
382万本
ハード タイトル 売上本数
Switch スプラトゥーン3 632万本
Switch スプラトゥーン2 511万本
Wii U スプラトゥーン 151万本

ご覧のように「どうぶつの森」シリーズや「マリオカート」などほとんどのシリーズソフトの歴代最高売上をSwitchで更新しています。
特に「あつまれ どうぶつの森」はコロナ禍の巣ごもり需要も重なり、国内ソフト売上の歴代1位を獲得しました。

歴代ハード史上まれにみるロングセラーに

Switchの特筆すべき点はPS2やDSなどの国内で覇権を取ったハードと比較しても非常に息の長いハードという事です。
PS2やDSは発売3年目に販売台数がピークを迎え、その後はゆるやかに下降しています。
Switchは4年目にピークを迎えた後も安定した売上をキープしており、5年目にはとうとうDSを逆転する現象が起きています。
6年目も500万台近くの売り上げを記録しゲーム機史上最も息の長いゲーム機となっています。

【各ハードの発売後の売上台数】
単位(万台)

グラフで見るとSwitchが他ハードと比較して長期間好調な売上をキープしている事が分かります。

歴代ハード最高売上となるか

Switchの発売から7年。ゲーム機の歴史に残る様々な記録を打ち立ててきたSwitchですが、ハードの歴代最高売上には届くのでしょうか。
DSの3286万台まであと426万台。ピークアウト後から急激に下降する事は考えにくいですし、Switchは発売から現在まで1回も「値下げ」という切り札を切っていない事を考えると十分達成可能な数字といえるでしょう。
5月にゼルダの新作発売を控えたSwitchがさらに飛躍する年になるのか注目したいところです。