テトリス講座 Vol.13 最適化への道【後編】
前編では棒ミノ、四角ミノ、ミノをそのまま置く場合の最適化について紹介しましたが後編はそれ以外のミノ(L、J、Z、S、T)を回転させて置く場合の最適化について紹介します。
前編はこちらから↓
テトリス講座 Vol.12 最適化への道【前編】 – ひまつぶしぶろぐ
回転軸を把握する
まずはテトリミノの回転軸をしっかり把握する事が最適化への近道です。
テトリミノには軸というものがあり回転させる時はこの軸を中心に回転します。
回転方向によって右へずれたり左へずれたりするのはこの回転軸があるからです。
ワールドルールにおける各テトリミノの回転軸
上記のミノをいくら回転させても●部分の位置は一切変わりません。この●部分が回転軸です。この回転しても位置が変わらない●部分を知っておくことが非常に大切です。
回転軸を知っておく事で、回転によってミノがどの位置に移動するのかをあらかじめ把握することができ、ズレて置いてしまうといったミスも少なくなります。
ミノを回転させて置く操作
回転軸を理解しておけば折り返し+回転の操作もスムーズに行えます。
(例)
上図の場面でL字を立てて下のブロックにはめこみたい場合、最適化無しの操作なら左に回転して縦にした後何回かずらして置く事になると思います。
これを最適化を使って置くとミスなくスムーズに置く事ができます。
慣れない内は常に回転軸がどこにあるのかを意識し、回転したらどの位置になるのかを考えながら操作します。
【押し付け+回転】と【折り返し+回転】
結論から言うと、上記5ミノを回転させて(立てて)置く場合最適化操作が必要な位置は2つあります。
【1】端1列空けて縦置き(習得必須)
【2】端2列空けて縦置き(習得推奨)
【1】端1列空けて縦置き=壁に押し付け+回転
壁に押し付け+回転で置く練習をします。
操作の順番は『壁に押し付け』→『回転』
練習方法としては40ラインやマラソンモードでL、J、Z、S、Tが来たら壁に押し付け+回転して置いていきます。棒ミノや四角ミノが来たら邪魔にならないよう真ん中あたりに置きます。
左右どちらの壁に押し付けても構いません。壁に押し付けた後左右のどちらに回転すれば端1列空きの位置になるのかを意識しながら置いていきます。
回転軸の把握と回転後のミノの位置をイメージしてから置く。
この操作をスムーズに行えるようになると、端1列空けて立てて置きたい場面で圧倒的にミスなく素早く置けるようになります。
習得に時間はかかりますが、この端1列空けて置く操作が最適化【後編】の最重要項目です。
それでも全てを覚えるのは難しそうだと感じた場合は以下のテトリミノの最適化から始めてみてください。
積みこみの際に置く機会の多いこのパターンを最適化できるだけでもかなりのスピードアップとミス軽減が見込めます。
【2】端2列空けて縦置き=折り返し+回転
最後は折り返し+回転の練習です。
操作の順番は『壁に押し付け』→『トン』→『回転』
少し難易度は上がりますがこれも回転軸を理解していれば最後の回転操作でどの位置にくるかが分かると思うのでスムーズに行えるようになるまでひたすら反復練習します。
これもどちらの壁に押し付けても構いませんが端2列空けになるように置く。
以上で『最適化への道』編終了になります!
一応自分なりに紹介してみたつもりですが、説明が下手だったら申し訳ない・・・
最適化は他のスキルに比べて面倒で習得するのに時間はかかりますが、極めるとミス軽減=積み速度の安定というその労力に見合った強さを手に入れる事ができます。
まずは棒ミノ操作や回転しない場合の簡単な操作から徐々に覚えていきましょう。